足首かたくないですか?
2019/05/01
ヨガのポーズ(アーサナ)は簡単なものから難しいものまでたくさんあって、
私もできないアーサナがたくさんあるのですが
今日、レッスンをしていてできない方の特徴は足首にもあるな、と思いました。
ダンスがなかなかうまくならない人にも共通して言えるのですが、
股関節や膝、足首の関節がうまくコントロールできなくて、ストレスや負担が末端にかかってくるのだと思います。
例えば、トリコアサナをするとき、お腹の力が抜けたまま背中を伸ばそうとすると
腰が反り、その分股関節を無理に引っ張る状態になり、
ゆがみや反動の原因になる、というような感じです。
お腹を引き上げると、骨盤周りの余分な力みがなくなるので
床を押す脚力をちゃんとキャッチして、骨盤の位置が安定。
そこから背筋を伸ばす筋肉を上手に働かせて上半身が美しく伸ばせるわけです。
お腹を引き上げる指示をすると
期待していたほどお腹は引きあがらないのですが(笑)
みなさん、足の位置がとても安定します。
あと少し、引きあがればアーサナが美しいのに、とじれったくなるのですが、
思い起こしてみれば、私もパーフェクトなポーズにはまだまだ修行が必要です。
体幹に関しては少しずつの鍛錬が必要ですが、少しの意識で末端からアーサナを修正することができます。
足をしっかり踏んで、といっても余分な力みができてうまくいかないことが多いですが、
お腹を引き上げた時に膝がすっと伸びて足の裏がしっかり大地を踏みしめることができる、その感覚に気付いてもらえたら嬉しいです。
美しいポーズというのは全体のバランス。
今の自分にとって必要な、筋力と柔軟性…立つ力、伸びる力、しなやかさ、柔らかさ…それを感じられるといいですね。