藤沢のヨガスタジオ・スタジオミヅキはHPリニューアル

夏の終わりを感じる今日この頃。皆さんはいかがお過ごしですか？

スポーツの秋！芸術の秋！食欲の秋！…このすべてを網羅しているスタジオミヅキです(笑)

最近はダンスの発表会準備がせわしなく、生徒さんも準備に余念がないです。

華やかな衣装も楽しみですね。

でもこの期に及んで急に心配になったり、不安になったり、上手に踊れないと悩んだりすることがあります。緊張したり、自信がなくなったり、怖気ついたり、恥ずかしく思ったり。

そんな不安になる必要はないんですよ。

踊ったり、発表したり、芸術に触れる時間は心を豊かにし、誇れる自分を作る素敵な時間です。

それはある日突然現れるきっかけではなく、毎日の積み重ね。同じような繰り返しが積み重なって素晴らしい自分を作るのだという、今日はそんなお話。

 

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最近のスタジオレッスンは、ダンスのレッスンが多いです。

私が引率するイベントだけでも10～11月の間に4つあります。12月にも1月にもあります。

ステージの為の補講もあるし、みんなでの練習もあります。

本番までの期日が迫っているのでいろいろ必至です。

でも学校の試験と一緒で、付け焼刃で乗り切れる事項なんてそんなにないんですよね。

根詰めてやっても疲れが溜まってケガにつながり、結局最高のパフォーマンスができない場合があります。

子供の場合ははしゃぎすぎて、本番の直前に階段で3段ジャンプして骨折した、なんていう子もいました。

発表会というのは特別な日。気持ちが昂ったり、緊張したり、通常とは違う状態に陥るのは当たり前なんです。

そこで、自分の実力を十分に発揮しようと思ったらどうしたらいいでしょう？

『実力を十分に』です。

…つまり、言葉の通り。そのままです。

 

実力は短い時間で急に身に付くものではありません。

毎日少しずつ練習したり、筋肉をつけたり、柔軟性を高めたり、

芸術性を養ったり、体力をつけたり、自信をつけたり、そういう積み重ねなんです。

本番よりず～っと前から積み重ねてきた実力が、ステージという特殊な場でポンと発揮できる、というのはつまり、ず～っと前から積み重ねてこないと発揮できない、ということなんです。

 

私は『いつもの自分を十分に見せてあげて』と言います。

緊張しすぎてそれ以下になってしまうことはあっても、それ以上はできないからです。

それ以上の欲がある場合は、日頃から頑張るしかないです。

でもこの直前の数週間で劇的に上手くなる場合もあります。

子供たちは特に飛躍が大きいです。

日頃の積み重ねしか発揮できないのに、どうして急に上手になれるのでしょう？

私は20年近くインストラクターをしてきて、毎回しみじみと感じています。

…急に上手になれるんじゃないんです。

『それぐらい短期間に上達できる実力を最初から持っているんです！』

 

普段もさぼっているわけではないのでしょうけど

集中力が散漫だったり、いろいろなことを同時にチャレンジしていたりして、なかなか能力を伸ばすきっかけがないだけなんですね。

発表会、というのはただのきっかけ。集中力を発揮するためのやる気スイッチにすぎません。

いつも頑張っている私を褒めてあげる、そのとてもいい機会なんです。

 

『頑張る』ってその量は図れないし、見えないし、時々これでいいのか悩んだり落ち込んだり迷ったりすることもありますよね。

私はそれが見えるのがダンスの発表会。そしてそれはいつもの自分自身。

いつもの自分自身は、本当はとても輝けるということ。

それを信じて、日頃から少しずつ努力を続けられるといいのだけれど。

 

そんな風に思いながら、日々のレッスンに余念のない今日この頃です。