藤沢でエアリアルヨガ･メンタルバランス

ヨガなんか嫌い、とときどき言われるんです。

「ヨガやピラティスが良いとわかっているのだけれど、なかなかね……」

なかなか、なんなんでしょうf(^_^;

私も、もし普通の主婦やOLさんだったとして、少ない時間でようやくフィットネスクラブに通っている身だとしたら

「そんなことより短時間でがっと汗をかくプログラムに出よう！」なんて言っていたかもしれません。

でも今日は、

心と体のメンテナンスも含めて調整トレーニングは必要、というお話

 

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私は若い頃はフレックス制の会社で働いていたことがありました。

朝の6時から夕方まで仕事して、夜はダンススタジオに行き、先生を追いかけて深夜はクラブに行き、明け方会社の仮眠室で寝て、また早朝から働く……という様な生活。

若気の至り、です(笑)

その頃は準備体操もアフターストレッチも、十分な休息も栄養バランスも……どうでも良いと思ってました。とにかく踊りがうまくなる方が優先だったんですね。

その後、会社を辞めてインストラクターにトラバーユした後も仕事が精一杯で、ゆっくりヨガをやるなんて性に合わないと考えてました。

心の余裕もなかったんですね。がむしゃら、と言えば聞こえは良いですが、体は悲鳴を上げています。

いつも、サポーターや痛み止をしていたし、整体にも週に2～3回は通う様でした。

でもある日、やっぱり無理が祟って大ケガをしてしまったんです。

立つのもやっとで仕事は丸２ヶ月休み、その後もしばらくは思うように踊れず、教える仕事はなんとかごまかしながら続けていましたが、踊る事は殆ど出来なくなりました。

その時の１番のダメージはメンタル。

身体は辛い、収入もない、誰も助けてくれない、どうしたら良いか分からないの悪循環……鬱や自律神経失調症や摂食障害まで起こし、本当に落ち込んでしまいました。

そんなダウナーを抜け出したのは、たまたま受けたヨガの研修で体の不調を自分で知り、コントロールすることを習ったからです。

痛い、疲れた、怠い、眠い……そういった不調を正しくキャッチし、正しく治す（直す）。その「キャッチする」作業がヨガなのだと教わりました。私のヨガ哲学の基盤です。

 

ヨガ好きな方にはそれぞれのヨガ哲学があると思います。それぞれ自分の為にアーサナにトライすればいいんです。

スゴいポーズを取ること、それができることが目的でも良いです。

でも、私みたいに若い頃の故障が原因でポーズがとれない場合もあります。

それが良いとか悪いではなく、今の調子がどうかな？という体の反応を、神経を研ぎ澄ませてキャッチするのです。

もう少したくさん動けるよ！と感じる場合もあります。

栄養素が足りないよ、と感じる場合もあります。

最近糖質取りすぎじゃない？と感じる場合もあります。

ちゃんと休んだ方が良いよと感じる場合もあります。

それは私がプロフェッショナルだからキャッチできることではなく、誰もがちゃんと持っている感覚です。

どうして普段それが鈍ってしまうのかというと、ストレスや、添加物の食事や、不規則な生活リズムや、環境汚染や、社会が便利すぎることや、運動不足や……そういう理由なんです。

 

ヨガのポーズの間、集中して体の感覚をキャッチする。それだけの数十分が自身の良い状態を気づかせてくれるのです。

 

なんだかモヤモヤする、とか、気持ちよく1日を過ごせないとか、キツイ運動ばかりで体に余計なストレスを与え続けている方へ

 

気分を変えて、少し体の声を聞いてみませんか？