簡単・お気軽・カッコイイ!背中の鍛え方
2020/02/29
女性にとって、背中の美しさは重要!
姿勢を良くする為にも、上手に背中を鍛えましょう
みなさんこんにちは。Sutudio_MIZUKI代表のmizukiです。
新入会の方が増えてきて、とてもうれしいです。
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集中してトレーニングして、心も身体もリフレッシュしたいですね。
今日は、その新入会の皆さんに多いお悩み『姿勢改善』についてちょっとお話ししてみようと思います。
その中でも、ちょっと面倒くさい背中のトレーニングについてのアドバイスです。
…と、偉そうな書き出しですが(苦笑)…私もあまり姿勢はよくありません。
最近、ベリーダンスで新曲を覚えなくてはならない機会があり、集中して練習したのですが、
その習得のために何度も動画を撮影したのですが、自身がないうちはどうしても姿勢が伸びません。
私は背中のトレーニングもしているし、姿勢を正す十分な筋力もあるつもりですが
自信がない・不安・緊張・他の事に気を取られている…というようなときに背中が固まるようです。
背中を美しく見せるためには、物理的な筋トレはもちろん、気持ちもオープンでないといけないのかもしれませんね。
綺麗な姿勢というのは、横から見た時に、上から順に
耳・肩・腰骨・くるぶしのラインが縦一直線に並んでいる状態です。
もう一つ、鎖骨を横に開き、肩甲骨を下げ、おへそを少し引き込むインナーの力が必要です。
わりと多い失敗は、腹筋や背筋で姿勢を作ろうとして余分に力んでしまったり、すぐに疲れてしまうことです。
姿勢は常に動いています。
背中は丸めることもできるし、伸ばしたり反ることもできるし、捩じったり、捩じった状態でかがんだりと
柔軟に動かすことができる、というのが本来の正しい状態です。
寛いでいる時に背中が丸まるのは別にいいと思います。
仕事で同じ姿勢を長時間取らなくてはいけない、ということもあると思います。
それが悪いのではなくて、そこから正しい状態に戻ってきて、
その正しい姿勢が心地いいと思えることが大事だと思うんですね。
それができる背中のトレーニングを一緒にしてみましょう。
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大雑把にイメージしてみてください。
背骨、という縦の線があります。
これは前側には大きく曲がります。後ろ側には前ほど大きくは曲がりません。
左右にも良く曲がりますカーブが折れ線にならないように、緩やかに大きく曲げてみましょう。
ストレッチをしながら「ゆるやかなカーブ」をイメージしていくことが大事です。
それから、縮む場所がないように、なるべく長く伸ばしていくイメージです。
呼吸は吐きながらカーブし、吸いながらまっすぐの姿勢に戻ってくると心地いいです。呼吸を止めないことが大切です。
左右・前後ができたら斜めもやってみましょう。手を伸ばして横のラインを目印にするのも的確です。
捩った状態でカーブを作ってみるのもピラティスではすごく重要なトレーニングです。
可動域が小さくてもめげないで、少しずつ、心地よくカーブを作ったり伸ばしたりしていきます。
もう一つ。背中には肩甲骨がついています。
これは背中を横に伸ばしたり、後ろに寄せて胸側を開いたり、肩と連動して手を上げ下げしたり、
わき腹と連動してウエストを引き締めるのに重要な骨です。
これが固まってしまうと背中の柔軟性がなくなり首・肩周りを固めてしまうので、
ここも良くほぐして動きやすい状態にしてあげましょう。
両手を腰に当てて王様のポーズをします。
息を吐きながら手は腰に当てたまま、肘を胸の前で合わせるように背中を丸めていきます。
次は吸いながら肘をわき腹より後ろに向けます。真後ろを向くように肩甲骨を寄せて胸を開きます。
このとき注意するのは、背骨があまり影響されないようにすることです。
肩甲骨と背骨はなるべく自由に動かせる状態でいることが理想です。
背骨はあまり前や後ろに曲がらず真っすぐをキープするようにして何度か繰り返してみましょう。
首も埋まらないように気を付けます。首が見えなくなったら肩が上がっている証拠です。
これができたら上下にもチャレンジです。
最初は肩の上げ下げでも良いです。肩と肩甲骨は連動して動くので、肩を下げるような感じで肩甲骨もしっかり下げてあげます。
首がにょきっと出てくる感じです。余裕があったら耳の下に肩の骨が来るように、横の鏡をチェックしてみましょう。
背中を美しくするためのトレーニングは、負荷をかけての筋トレではないと私は考えています。
正しい姿勢に戻ってくる意識や、その為に必要な正しい動かし方です。
何かの運動前のストレッチや、仕事の合間のストレッチに応用してみてくださいね!