ぷりっと引き締まったカッコいいお尻を作ろう
2020/03/23
HIPの柔軟性がカギ
鍛えるだけではうまくいかないこともある?
皆さん、こんにちは。Sutudio-mizuki代表のmizukiです。
先日、あるお客様からこんな相談をしていただきました。
『一日中、座り仕事なんです…』
こまめにストレッチをしたり、昼休みには外出をしたり、体をほぐすようには気を付けている様なのですが、
お仕事の兼ね合いではもう、しょうがないですよね。
集中して肩も凝るし、ストレスも多いようです。首回りが緊張し固くなっているのが外見にも出ています。
もう一つ、彼女が悩んでいたのは下半身太りです。
固くなっていることも、むくんでいることも、可動域が悪くなっていることも自覚しているそう。
レッスンに通ってきてくれているので少しずつ運動の機会は増えてきましたが、
毎日が座り姿勢で、というのが一つネックポイントになっています。
お尻は大きな筋肉で、そのトレーニング方法はすごくメジャー
誰もがスクワットや足をスイングさせる運動を連想すると思います。
お尻には「中臀筋」と「大臀筋」という筋肉があり、足の大腿四頭筋、内転筋群にもつながっています。
一生懸命トレーニングに励んでいる方も陥りがちなのですが、
お尻の周りの筋肉は運動するときには必ず使い、筋肉の働きも感じやすく、筋肉痛にもなりやすいので
たくさんトレーニングをして、筋肉痛を感じて、満足されている方が多いです。
それで間違ってはいないのですが、
それだけよく使う、ということは、それだけよく疲労も溜まります。
疲労物質が溜まって筋肉が固くなっても、体重を支えている股関節周りは常に動く必要に迫られ、
その動きにくさが、腰痛や膝痛を招いていることもあります。
よく使う大事な筋肉なので、筋トレも必要。ケアも必要。
上手に使えて、カッコいいお尻というのは、『中臀筋』『大臀筋』『大腿四頭筋』『内転筋』の4つの筋肉を
いつでも柔軟にして持っておくことが大事、と思います。
一つ、自分の後姿を鏡に映してチェックしてみてください。
①お尻のえくぼは見えますか?
②尻タブと太ももの境目はしっかりありますか?
③太もも同士の隙間は空いていませんか?
これを正しく作るには、骨盤と大腿骨が正しい状態でしっかり引きあがっていないといけませんね。
トレーニングはマシンを使っても、自重でのスクワットでも、いいでしょう。
ヨガのポーズなら、ウォーリアⅡやエクステンドアングル、チェアー、イーグルがお勧めです。
そしてしっかり動いた後には必ず、臀部のストレッチをしましょう。
ジョイントしている腰椎や膝裏も一緒に伸ばしてあげます。
丁寧に4つの部位を遠くに伸ばしていくイメージでストレッチしていきます。
伸びにくいときはコブシでマッサージしたり、床に座って行うならテニスボールを下に挟んでみると心地よい刺激になります。
固まっている老廃物を促して、柔らかくしなやかな状態に戻してあげます。
そうすることで、代謝の良い良質な筋肉でいられます。次のエクササイズも楽しみになりますね。
いつでもカッコいいお尻で、元気に毎日を楽しんでください!