寒い季節だからこそ、しっかり動きたい
2020/11/19
今年も残りあとわずか。皆さん、体調はいかがですか?
寒いときに太る体質の人もいますよね
皆さん、こんにちは。Sutudio-mizuki代表のmizukiです。
久しぶりのブログ更新となってしまいました。皆さん、お元気ですか?
9~10月とある資格の認定試験にトライしていて、珍しく勉強していました(笑)
46歳からの勉強ってちょっと大変です。脳細胞も使わないと衰えるのだな、としみじみ思いました…
何とか無事に合格できたので、この件についてはまた改めてお話ししますね。
今日は、急に寒くなってきて動くのが億劫になってきたな、とか、冬は必ず太るんだよね…なんて相談を受けたので、
その件についてお話してみようと思います。
◎冬だから→→→→→→太る?
冬に太る、と言う方、結構いますよね。
実際に体重計に乗るとそうでもないケースが多いのですが、なんとなくお肉がついたような?
動くのに体が重たいような気がするというのは誰でも多少は経験があると思います。
ただ、「冬だから」太る、という形容詞はちょっと違っていて、
冬は痩せる、という方もたまにいますよね。
実際には、私は冬は寒くて体が縮こまるので、運動が鈍くなり代謝が多少下がる
→運動不足の症状で太ったと感じる、というのが正しいと感じています。
秋から冬にかけて美味しいものがたくさん旬を迎えるので、摂取カロリーが増えるというのもありますね。
厚着や重ね着をするので窮屈な、動きにくい感じを「太った」と錯覚することもあります。
私も若いころは電気代節約、とか言って帰宅してからずっと布団にくるまっていたりしました。
それは確実に運動不足で代謝が下がってしまうのも目に見えてますね。
寒さを無理に我慢せず、元気に楽しく活動することが一番のカロリー消費・代謝アップだと思います。
もう一つ。
身体は外気の温度に順応しようと自律神経が働くようにできています。
暑い、と感じるときは発汗を促して体温を下げようとするし、
寒い、と感じるときは熱を発して体温を温存しようと働きます。
熱を発する、ということはカロリー消費・代謝をしているということです。
わざわざ寒い恰好をすることはないですが、少し薄着をしてしっかりウオーキングをしたり、お部屋の中でもしっかり活動をしてあげると
冬でもちゃんと活動的な体をキープできるわけです。
美味しいものをたくさん食べた後はしっかり運動して、毎日を健康に過ごしたいところですね。
◎身体を冷やすと代謝は悪くなります
ある程度涼しい方が身体が熱を発してくれると書きましたが
本当に冷えてしまうと、身体は防衛本能で動かないようになってきます。
運動をセーブし代謝を下げて内臓を守ろうとするのです。
暖房器具やお風呂やサウナのように外からの刺激で身体を温めることはとても気持ちが良い手段ですが、
先ほども書きました『身体は順応するように自律神経が働く』ようにできています。
その機能を十分に発揮するためには、自分の力で熱量を発するように運動することが一番です。
自分の力で熱量をはするというのは運動しかありません。
ストレッチでもウオーキングでもいいので、軽く運動をして身体を内側から温かくしましょう。
運動をしないで外から身体を温めようとしても、体の芯はなかなか温まらないように私は感じます。
長湯をしたり、低温サウナでリラクゼーションを楽しむのはとても良いことですが、それと熱量を発したいという話は違うことですよね。
ヨガをしていると、大きな運動や筋肉がツライと感じるようなエクササイズはないのですが、
なんだか身体の内側から温まってくる感覚があります。
ハンモックでは特に血流や呼吸の流れをしっかり感じ取っていくので集中することでなお熱くなる感覚を味わえると思います。
そうすることで自律神経の働きを促し、順応する力も育てていくわけです。
血流が良くなることで、末端の冷えも防いだり、もし冷えても軽い運動で温まってくる力がついてきます。
そうやって今シーズンは真冬でも縮こまらずに、元気にアクティブに動いて、冬だから太るなんて言わせない日々を過ごしたいですね。
◎身体を温めるには大きな筋肉を使う!
最後に、身体を温める簡単なストレッチを紹介したいと思います。
身体が温まるには、身体の中で大きな筋群を使うと良いです。
①背伸びと深呼吸
寒いと縮こまりがちな胴体を、まずは気持ちよく伸ばしてみましょう。
大きく背伸びをすると、自然と深呼吸ができますね。
新鮮な酸素を取り込んで、胸郭を開いて、代謝に必要な酸素をたくさん吸い込みましょう。
同時に、縮こまりがちな胸を開いて、脊柱を伸ばし、上半身全体を伸ばしましょう。
肋間が開いて肺も膨らみ、呼吸も楽になりますよ。
背中やお腹の大きな筋群を使うことで、身体全体が温まり気持ちもすっきりしてきますよ
②体側とツイスト
背中とお腹のついでに脇腹とウエスト周りの筋肉もほぐしてあげましょう。
内臓を取り囲む筋肉です。そこが働くことで内臓にも刺激が行き、代謝が良くなりますよ。
椅子に座ったままツイストしたり、少しの休憩の際に身体の側面にもアプローチしましょう。
呼吸をしながらゆっくり行うと内臓の活性化も促せますよ。
③下肢のストレッチも大事ですよ
太ももの前側、後ろ側、ふくらはぎ、足の裏…がポイントです。
立ち仕事や移動が多かったりすると下肢のストレッチはさぼりがちです。動いたところで満足してしまうんですよね。
でも、動いた後こそ軽くストレッチをして、老廃物が固まらないように促したいです。
前屈でもいいし、立ったままの姿勢で足首を持つと腿の前側が伸びます。
夜ベッドに寝転がった姿勢で足を上げてつま先を引っ張ると、腿裏やふくらはぎ、アキレス腱まで伸びてきます。
階段を使うときはつま先立ちのような姿勢を心がけてみると、足裏やひざ下の部位の刺激にもなりますね。
わざわざストレッチの時間をとれるならばいいですが、温かい体をキープするためには
日頃からいつも軽く運動して促してあげることが近道です。
今年の冬は、外の気温は厳しそうですが、心と身体はぽかぽかしていたいですね。