痩せたい?食べたい?
2019/05/30
絶対に、とは言いませんが、
8割の女性は悩んだことあると思うんです。
痩せたい、けど、食べたい、けど、やっぱり痩せたい! でも食べちゃう!
私の20~30代はまさしく、この選択との戦いの20年でした(苦笑)
このあたりの苦労話は上下編で本2冊ぐらい書けそうな内容なのですが、今日は割愛して、
今日は40代の私の話を書こうと思います。
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食べたい痩せたいも女性の欲求
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運動が大好きで、ストイックで節制された食事をコントロールできる方、は、とても偉いと思います。
根本的に私は面倒くさがりで運動が大嫌いなタイプなので、フィットネスクラブで淡々とトレーニングをしている方を見かけると心から尊敬するんです。
私はインストラクターとしてお客様の前に立たなくてはならないので、頑張ってコントロールして体系を維持しようと思っていますが、
ストレスが溜まってやけ食いしたり、食事やトレーニングが不規則になったり、過労で身体を傷めたまま寝てしまったり、、、そんなことが続くと真っ先に体形(体重?)に影響が出ます。
はい、もう、てきめんに。
わかっているけど、同じ過ちを繰り返すんです。過去25年ぐらい毎年、毎回、しょっちゅう。
でも、食欲は人間が生きていくための欲求だし、ストレスが溜まると身体を守る本能が働いて、食欲や睡眠欲、快楽欲求などで満たされない承認欲求を埋めようという働きが起こります。
ストレスの8割は承認欲求不足ですから。自分の話を聞いてもらったり、たのしい時間を過ごしたりするとそれが満たされて、不要な欲求は起きないはず。つまり、やけ食いもやけ酒も控えられるわけですね。
人間には『自身にとってちょうどよい』と満足することができる本能が備わっています。
自律神経が整っているときは、不要な食欲やマイナス思考よりも、ご飯を美味しいと感じる感覚や、アクティブで健全な前向き思考がよく働くようになるのです。
これが、ストレスで乱れると感覚が鈍くなり、悲しみや怒りや満たされない状態を解消しようとして、ジャンクフードが食べたくなったり、甘いものやお酒を欲してしまうんですね。
食べ過ぎたり飲みすぎたり、そんなときの状況を思い出してみてください。
パーティなどで楽しくて食べすぎちゃった!という時と、なんだか気が付いたら食べ過ぎていた、という時とは全然量も質も違うと思いますよ。
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欲求が満たされることが一番のダイエット
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ストレスを溜めない、と言っても、現代の社会で生きていく中ではストレスのないことなんてありえないです。
ストレスって悪い出来事ばかりではないです。環境の変化やサプライズでびっくりしたり、お天気やスーパーのレジの列なども、大なり小なり受け止め方にもよりますが、『ストレス』はあるんです。
ストレスを無くすことが問題なのではなくて、
『なるべく小さく受け止めて、早めに解消して、自分の心と身体に影響を残さない』ことが重要なんですね。
食べたい、でも痩せたい、でも食べたい…と悩んでいる時点で、ストレスは増幅してしまうわけです。
なので、発想の転換です。
『好きなものを食べて、しっかり運動して、よく休めば、代謝が上がり、毎日幸せで適正体重』
単純なのですが、とても重要で、とても簡単な手段です。
ヨガで自律神経を整える、と言いますが、
自律神経が整うと、自分の真の欲求が見えてくる、と言われています。
深呼吸をして、ゆっくりとしたアサナを続けることで、乱れていた自律神経が整って感覚が鋭くなり、ストレスや疲れで麻痺して見逃していた本当の欲求が見えてくる、のだそうです。
このレッスンが終わったらご褒美スィーツを食べまくってやる、と意気込んで参加したお客様が、最後の瞑想が終わった後『スィーツじゃなくて肉がいい」と言い出したり、突然ほうれん草が食べたくなったり←自分の経験
感覚が鋭くなって、不要なジャンクフードではなく、欠けている栄養素を欲してくれる状態なんですね。
忙しい時のランチを掻き込んだり、休日前の夜に飲みすぎてしまったり、
それが楽しい気持ちで不要な摂取でなければいいんです。
明日の運動、頑張ろう!でノーストレスですから。
でも
嫌だなあ、でもやらなきゃなあ、でも一日中寝ていたいなあ、疲れているからカップ麺でいいや…なんて気持ちの時はどう考えてもストレス満載の状態ですよね。それで食べてしまって、罪悪感や嫌な気持ちで翌日からの節制や運動してもそれは、効果も薄いし幸せではないです。
同じ事ばかり書いてますが(笑)
『好きなものを食べて、しっかり運動して、よく休めば、代謝が上がり、毎日幸せで適正体重』
これが一番です!
私は今日も、お客様と一緒に幸せを追求したいと思います。