ダイエットしたい理由

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ダイエットしたい理由

2019/06/20

お客様から時々、こんな言葉をかけてもらいます。
 

「先生って、いつもスタイル良くてステキね」


褒めてもらえるなんて本当に恐縮なのですが
こんな私でも、25歳の時は70キロでした。


今は55キロ(身長160センチ)あたりでうろうろしていますが
これぐらいがベストコンディションだと思っています。
インストラクター的には、あと2~3Kg痩せるか、脂肪を減らして筋肉をつけた方がいいのだと思いますが
ちょっとやそっとの努力では変わらないので、これぐらいがベストなのだろうと割り切ってます。



皆さんの求める『理想の体型』ってどんなですか?


女優やモデル、タレントさんのようなスタイルですか?


理想のスタイルをめざした毎日のエクササイズは、目的が明確なので達成しやすいし、励みにもなります。
 

私も30代の頃は部屋の壁にグラビアアイドルのポスターを張って、毎日腹筋100回、とかやってました(笑)
 

でも、見た目と体重ってちょっと違うんですよね。
体重を減らしても、モデルさんのように足は長くならないし、
胸は減っても太腿はなかなか細くならず、丸顔も変わらないので、すごくアンバランスな感じになってしまって。
 

いちばん体脂肪率を下げた年には、インフルエンザにもかかって身体も心も折れてしまったことを覚えています。


最近になって、食事や栄養や、生きることの『幸せ』を考えるようになって


美味しいごはんを食べることの重要性に気付いて、
 

私は少し、ダイエットの意味を違う方向に考えるようになりました。



誰だって、幸せになりたいと思って生きていると思います。


ステキな服を着ることも、スタイルがいいねって褒められることも、
美味しいご飯やスィーツを楽しむことも、だらだら映画やゲームを楽しむことも、
一生懸命仕事して成果を出すことも、家族を立派に育てることも、家庭を守ることも、
みんな幸せの一つです。幸せは大小問わずたくさんあるんです。


そんな中で私は、ダイエットは幸せの形ではなくて、手段の一つだな、と思うようになりました。


心と身体の健康を維持し、自尊心も満たし、自信を持つための手段です。


ベストコンディションでいることで、毎日を快活に過ごすことができ、余裕ができて他人にも優しくなれるのだと思います。


30代の頃、私は躍起になってダイエットに励んでいましたけど、その頃よりも、
料理やお菓子を作ってふるまったり、ご馳走を頂いたり、運動と食事のバランスが取れている今の方が健康で身体も引き締まっていて
お肌艶も良いのではないかっと感じています。


ダイエットとは、美容や健康維持のために、食事の量や種類をコントロールする、という意味です。
運動も含めて、増やしたり減らしたり、選んだりコントロールして可動していくことです。


無理な方法や過度なトライでケガをしたり続かなかったり、我慢やつらい気持ちの連続では幸せではないですよね。


正しい方法で必要な分量を、楽しく続けているから、今の私があるのだと考えています。


もちろん、加齢に伴いいろいろ手段も方法も変わってきているし勉強も続けていますし、大変なことや時には我慢を強いられることもありますけれど、コントロールできる範囲です。



迷っている方や、成果が出せないと悔やんでいる方がいたら、そんなに悩まなくても大丈夫だよ、と声をかけてあげたいです。



毎日がHAPPYだよ、という気持ちになれるように、ダイエットに関する固定概念や追い込んでいる感情もダイエットしたらいいと思います。


もちろん、楽しみましょう!は決して怠惰に過ごすことではありませんよ。


正しい方法で、必要な分量を、楽しく続ける、ことです。