ヨガを通してメンタルトレーニング
2019/10/19
落ち込まない&すぐい立ち直るチカラ 『レジリエンス』をトレーニングしよう
みなさんこんにちは。Sutudio_MIZUKI代表のmizukiです。
私は実は、とてもメンタルが弱いタイプです(苦笑)
わりとすぐ落ち込むし、引きずるし、他人の言葉や態度や雰囲気に影響されて引きずられるし
それで失敗してさらに落ち込んだり、落ち込んだことを引きずって長引かせたり、
オーデションとか試験とかも、正直弱いタイプです。
なので、メンタルトレーニングの情報はよく読んだり、トライしたり、気を付けたりしていますが、
最近新しい言葉『レジリエンス』を知ったので、今日はご紹介してみようと思います。
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レジリエンスとは、「逆境や困難を乗り越え、成長の原動力に変えるチカラのこと」を言います。
具体的には、困難に適応し、どん底の状態にまで落ちないように「自分をコントロールする力」と、
精神的な落ち込みややる気が低下した状態から「早く回復する力」の2つと言われています。
ストレスを感じ、落ち込んだり精神的な波が起こったとしても、それに適応し自分自身を積極的に変えていく力をもつこと、
ということで、もともとの性格がどうこうというわけではなく、後天的に鍛えられる、というわけです。
レジリエンスをトレーニングするには、3つのステップがあると言われています。
STEP1では、現状を把握しどん底まで気持ちが落ち込まないようにします。
STEP2では、マイナスに落ちてしまった気持ちややる気、エネルギーを回復させます。
STEP3では、その全体を俯瞰的に把握し、将来への教訓とします。
ひとつづつ一緒に考えてみましょう。
STEP1どん底までいかないようにするには?
これは元気な時に考察すると、理性的な判断で「こういう風に傷ついた」とか「何に腹が立って、何が悲しくて、何が不満だったのか?」と
答えが導き出せますが、落ち込んでいる時は余裕がないですよね。
私はヨガのマインドフルネスもできないぐらい気持ちが乱れます。シャバアサナで横になっても5秒ぐらいでイライラが始まってしまうことも。
マインドフルネスの考え方で「ラベリング」という作業があるのですが、
私はそういう時はとりあえず、いろいろ紙に書き出してみるようにしています。
普段は口に出してはいけない悪口や、いらだちなども書いてしまいます。とにかくいっぱい書き出そうとするのですが、
本当に苛立っている時は10個ぐらいしか思いつきません。
これが、自信の視野を狭めて苛立ちが増幅している状態の証拠ですね。
さんざん書き出して、泣いたりして、ふて寝して、翌朝や3日後ぐらいにこの紙を見てみると
気持ちが全く変わっていたりします。
当時の自分を憐れむときもあるし、そうだよね、と同意する気持ちになる時もあるし、全然違うよね、と感じる時もあります。
気持ちに支配されず、原因に対して沸き起こった自分の感情を正しく認識することが大切なんです。
長くなりましたので、STEP2はまた後日!
参考:ヨガジャーナルオンライン