姿勢を良くした方がいい理由
2019/12/03
姿勢を良くした方がいい理由
結論だけ言えば、スタイルが良くなります!
身体の機能を理解してあげましょう。
みなさんこんにちは。Sutudio_MIZUKI代表のmizukiです。
私のレッスンを受けてくれる生徒さんの多くは、姿勢が悪いことを気にされています。
かくいう私も、普段は姿勢が悪いです(笑) うっかりすると、姿勢が悪いままです。
『悪い』という言い方が間違っているのかもしれませんね。
人は身体の前側でさまざまな活動をします。
こうしてキーボードを打つのも体の全面ですし、歩くのも前方向ですし、
テーブルについてご飯を食べるのも前方向です。
なので重たい頭部を支えきれずに前のめりになるのは必然の姿勢なのです。
仕事をしていたら、肩が凝ることもありますよね。
いつも姿勢が悪いと注意されることもありますよね。
今日はそのデメリットと、改善したらこんないいことがあるよという、当たり前なんだけど忘れがちなことをお話ししてみます。
なるほど!と感じたら、姿勢を直すことも苦ではなくなるかもしれませんよ。。
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姿勢を直したらどんないいことがあるか?
ざっくり思いつくままに書き出してみますね。
美人に見える。
スタイル良く見える。
代謝が上がる。
ダイエット効果もある。
免疫力が上がり、健康を維持する。
行動力と向上心につながる。
…姿勢を直すだけでこんなに良くなるわけない、と思いますか?
確かにすぐには結果が出ないかもしれません。
最初の、美人に見える、スタイル良く見えるは、良い姿勢でいる立ち姿がそう見えます。
骨盤を立てて、胸を引き上げ、鎖骨を横に開き、肩甲骨を下げ、逆に首は長く保つ
上半身はそうやって脊柱を引き上げてまっすぐにすることで、肋骨が正しいポジションに戻り、
バストが上がり、ウエストは締まって見えるのです。
肋骨が正しいポジションに戻ると、他にも良いことがあります。
肋骨の内側には身体の機能をつかさどる内臓が詰まっています。
悪い姿勢とは前かがみの状態、背面にある肩や首、背中の筋肉に負担がかかることも一目瞭然ですが
同時に圧迫される内臓にも負担がかかるわけです。
窮屈な状態で、活発な働きはできないですよね。
胸を張って、目いっぱい肺を膨らませて十分な呼吸をしてあげる。
酸素が取り込まれて、それが血流にのって全身をめぐり、身体を動かす為に様々な働きをしてくれます。
内臓は十分なスペースで十分な酸素と血流で活発に活動することができます。
筋肉や内臓が活発に活動するということはつまり代謝が上がるということです。
同時にホルモンの分泌も良くなり、自律神経も整い、免疫力も上がります。
心と身体が元気になれば、活動的になり、向上心も上がり、健康的な日々を送っているとそれはシェイプアップにも繋がりますね。
良い姿勢を作るということは、そうやって脊柱という身体の柱と、身体を支えるためのお皿となる骨盤と整えて、身体を元気に動かしていくための
重要なメンテナンスなんです。
一日中良い姿勢でいることが正しいわけではないです。
最初に書いたように、人は生きていくために働いたり、食事をしたり、眠ったり、さまざまな運動をしていますがそれは
必ずしも良い姿勢でできるわけではないです。
だからそんな風に様々な姿勢に変化できる柔軟性と、正しい姿勢に戻ってこれる力が欲しいですよね。
ピラティスではそんな、身体を正しい位置に戻すためのインナーのトレーニングをしていきます。
激しい筋トレではなく、地味な動きが多いですが(笑)…
正しい姿勢でいることが心地よいことを身体にインプットしていく作業だと私は思っています。
ヨガ的な意見も添えてみますね。
ヨガの教えの中にチャクラというエネルギーの窓が体に7か所あるというお話があります。
ちょうど胸の位置にもアナハタチャクラといってハートをつかさどる窓があります。
心を開いたり、気持ちを整えたり、正しく伝えていく窓です。
うつむいて丸くなると閉じてしまいます。胸を引き上げて心を開いた姿勢の方が他者からも好まれますよね。
身体は神様から預かった魂の器と言われています。ヨガではきれいに磨いて、正しい形で魂を入れてあげることが感謝につながると
ヨガの教えで伝えられています。
何を信じるかは個人の自由ですが、
自分の背中が丸まっている時にはふと、そんな話を思い出すんです。
姿勢を良くすることが美貌の始まり。
気付いた時にすっと、直してみましょう!