内転筋を鍛えよう太もものたるみ、O脚対策に「内転筋」を鍛えよう

お問い合わせはこちら

ブログ

内転筋を鍛えよう太もものたるみ、O脚対策に「内転筋」を鍛えよう

2020/03/30

エアリアルヨガは苦手なパーツをしっかり鍛えることができます

パーソナルレッスンだからできること

皆さん、こんにちは。Sutudio-mizuki代表のmizukiです。

最近、新規のお客様が増えてきてくれて、とてもうれしく思っています。

初めてエアリアルヨガを体験してくださる方には必ず言うのですが、

このヨガは、ポーズをとってじっとホールドしていることはあまりありません。

どちらかというと、アイアンヨガやパワーヨガのように、しっかり動いて筋肉を使って、

そこから呼吸に合わせて布を使って伸ばしていく、?というようなイメージです。

もう少し動いていいですよ、といつも思います(笑)

布に体を預けることで(ぶら下がる状態になるので)自然と体幹には力が入ります。

センタリングは自然にできるのです。


ここで、今日は一番メジャーな『戦士のポーズ』に合わせてお話してみましょう。

戦士のポーズ、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・リバースとシリーズはいくつかありますが、

上手に組み立てるコツは『土台の安定』にあります。

土台というのは、足の裏・下肢・骨盤までの方向性とバランスです。

これを正しく整えると上肢をしっかり伸ばすことができて、美しいポーズが完成します。

ちなみに、ヨガでいう『美しいポーズ』というのは、使うべき筋肉を使い、伸ばすべき筋肉を伸ばし、

心地よい全身のバランスを感じることができる、そんな姿勢だと私は思っています。


エアリアルヨガでは、この戦士のシリーズは片足の膝を布に引っ掛けた状態で行うことが多いです。

布を広げて、足全体を包み込むようにして行うやり方もあります。

片足をひっかけた状態の、片足立ちの状態で体重をずらしていくと、ポーズが完成するのですが、

体験してみるとわかりますが、思いのほか、左右に体がぐらつくと思います。

普段、マットの上で完璧にポーズができていると思っていても、

実は体重がおもりの役割となって、使いたい内転筋は伸ばしたい方向よりもおもりを支えるために働いてしまうことがあります。

ですが、エアリアルヨガではおもりを布に預けることで、内転筋は床を押すことに集中することができるのです。

また鏡に映してみると、外側に引っ張られていく感じがよくわかると思います。

これも、マットの上では体重がかかることで大腿四頭筋が強く働いて、外側に引っ張られる感じはあまり味わえません…

エアリアルヨガではぶら下がっている分、床の接地面は足の裏の小さなスペースしかありません。

足の裏、母指球のあたりでしっかり床をとらえ、膝を伸ばし、内ももを感じ、布を通して姿勢をしっかり引き上げていきます。

体がぐらつかないようにおへその奥に力を感じ、床を押すつま先から頭の先までがつながっている感覚が顕著に感じられるのです。

それを知ったうえで、マットの上でポーズをとってみると、重力で体が床に引っ張られる感覚が分かります。

そこで力が抜けてしまっても何となくポーズをキープできるので、それでいい気がしてしまうんですね。


もちろん、上手に体を引き上げることができるプロフェッショナルな方もいると思います。

そういう方にはもしかするとエアリアルヨガでは物足りないかもしれません。

でも、エアリアルヨガでは体重がかからない分、内転筋を伸ばすことに集中できるため、

いつもよりたくさん伸ばしたり、バランスをキープすするために力を使うので、効率よくトレーニングしていることになります。

いつもより深い姿勢や、深い呼吸を感じることができるかもしれません。

エアリアルヨガはハンモックをつるすことができる環境がないとなかなかチャレンジすることができないです。

身近にないから、続けられないから、という方もいるでしょう。

でも伸ばし方や気持ちの良いポジションを体得すれば、通常のマットでもその効果を発揮することができます。

通常のヨガが上手になる、もっと体に良い効果を出せる、そんな機会になるのです。

内転筋はそもそも、内臓を支え、下肢をバランスよく動かすために必ず必要な筋肉です。

これが緩むと、内臓は下垂気味になり、腿が外に張ってくるのでO脚姿勢に引っ張られます。

骨盤に負担がかかると、腰や膝に痛みがでたり、頭部が前に落ちてくるので姿勢も悪くなります。

歪みと緩みでスタイルが悪くなるのは目に見えてますよね。。。

上手にハンモックを使い、効率よく内転筋を鍛えてみましょう。