身体のケアは「湿気対策」、心のケアは「セロトニン」

お問い合わせはこちら

ブログ

身体のケアは「湿気対策」、心のケアは「セロトニン」

2020/06/22

梅雨のジメジメ対策

気持ちを前に向けるために行動してみよう

身体のケアは「湿気対策」、心のケアは「セロトニン」

皆さんこんにちは。Sutudio-mizuki代表のmizukiです。

皆さんの生活は通常のスタイルに戻ってきましたか?

『WITHコロナ』なんて言葉も生まれましたが…マスク生活は慣れたでしょうか?

急に気温が上がり梅雨到来。暑さと湿気で憂鬱な気分になることもありますね。

今日はそんなじっとりと湿った気分を少しでも爽快にするコワザをお話ししたいと思います。


梅雨時期の「なんだか嫌だなあ」という気分は、身体の不快感から生まれる場合と、心の憂鬱感が原因の場合とあります。

身体の不快感は低気圧による自律神経の乱れ、

心の憂鬱感は環境に対する適応障害が原因のようです。

気持ちがとても健康で元気な時はどちらも大したことのない問題ですが、

今年はさらに『WITHコロナ』というストレスも加わってますから、さらに調子を崩す場合もあるかもしれませんね。

私は普段、ヨガのレッスンでは「この不快感は神経の正しい反応なんですよ」とお伝えしています。

人間は狩猟民族でしたから、気圧の変化を敏感に察知する本能がもともとはあったと言われています。

その本能が働いている証拠ですから、理解して認めてあげることで少しは気分が晴れるかもしれません。

もう一つの要素。湿気による不快指数は身体にとっては大きなストレスになる場合があります。

湿度が高くなると汗をかきにくくなり、身体のむくみや疲労の要因になります。

気圧の変化による自律神経の乱れだけでなく、身体にも直接ダメージがあるんです。

でもこうして見ていると実はひとつづつ、解消する方法が見えてきます。

実は一番のうつの発端は嫌だなあと思ってじっと立ち止まって何もしない時間を過ごしてしまうことなんです。

本当に体調が悪いときはもちろん、安静にしたりよく眠ることや休むことが大切です。

ですが「何もしたくない」という気持ちに引きずられてごろごろして一日が終わってしまったり、引きこもったりしていると余計に憂鬱な気持ちが悪化します。

こういう時にこそ、少しでも体を動かして気持ちを切り替えられると、体内の循環も活性化し、代謝も上がり、自律神経も整ってきます。

回復の良い方向に歯車を回してく5つの方法を試してみましょう。

いつの間にか生き生きと元気で輝ける自分を取り戻していますよ。

①湿気対策

外を歩く際はどうしようもないですが、お家の中では冷房や除湿を利用して快適な室温をキープしましょう

心のダメージが大きいのは不快指数が大きいときもそうですが、快適と不快を極端に行ったり来たりすることも疲労の原因になるのです。

気持ちがニュートラルな状態でいられる自宅ではぜひ、自分の快適な環境を作ってあげましょう。

②規則正しい生活

自律神経が乱れると、よく眠れなくなったり食欲不振になったり、体が重く怠く感じることがあります。

それをあえて意識して整えるように気を付けましょう。

こんな時だからゆっくりお風呂に使って早寝をする、こんな時だから少し早起きをして朝ヨガをしてみる、

乱れている状態をキャッチして、正しい位置に戻すように心がけましょう。

③リズミカルな運動でセロトニンを活性化

幸せホルモンという別名を持つ「セロトニン」は心身のバランスを整え心の安らぎをもたらしてくれるホルモンです。

これはリズミカルな運動やたんぱく質に含まれる「トリプトファン」というアミノ酸を摂取することで活性化してくれます

室内でできるヨガやピラティスやダンスなど適度な運動をして、からだの内側から代謝アップをしてみましょう。

そして、次に書きますがおいしくたんぱく質を摂取してあげることが大切です。

④栄養バランスのとれた温かい食事

私もなんですが、暑いときに熱い食べ物をふーふーしながら食べるのって気持ち良くないですか?

内臓が温まると代謝が上がり、自ら熱を発散することで実は体温は下がるのです。

逆に冷たい食べ物は内臓を冷やすことで一時的に暑さをしのぐことはできますが、代謝を抑えてしまうので続くと怠さやむくみの原因になりかねません。

また、先にも書きましたが、たんぱく質をしっかり摂ることはセロトニンの活性化の効果もあります。

栄養のバランスをとることはホルモンの分泌も良くなり、快眠や快腸を促してくれます。

自分で料理することも良い気分転換になるかもしれませんね。

⑤日光浴と十分な睡眠

自律神経が乱れる要因に気圧の低下と書きましたが、

逆に天気の良い日の日光を浴びることは自律神経を整える効果があります。

紫外線には気を付けなくてはいけませんが、寝起きにベランダ越しに朝日を浴びてあげるとか、ランチタイムに少し外を歩いてみるとか

自律神経をリセットするために、夏の暑さが気持ちいいと感じるくらいの日光浴をお勧めします。

そして夜は十分な睡眠をとりたいです。

寝ている間には身体の機能を整える成長ホルモンが分泌されます。起きている時間と寝ている時間のメリハリを作ることが元気に過ごすコツとなります。


Sutudio-mizukiではレッスンの後に美味しいハーブティーを提供しています。

快適に運動するために冷房をきかせているので、肌の感覚と内臓の温度がずれてくる場合があるんですね。

そんな負担を解消するために、温かい飲み物と一息つくことのできるリラクゼーションタイムを過ごしていただいています。

このホッとする感覚が適応力を上げるコツでもあります。ぜひ、心も身体も元気になってほしいです。