「心地よい」を実感しよう
2021/03/26
身体の調子が良い、ということを感じることで「良い状態」がキープできるんです
「心地よい」を実感しよう
痛いとか、怠いとか、少しの不調を当たり前にしない
皆さんこんにちは。Sutudio-MIZUKI代表のmizukiです。
こうやってブログを書くのが久しぶりになってしまいました。
忙しさを言い訳にしてはいけませんね。努力を怠ってはいけないと反省しています。。。
さて。今日は「調子が良い」ということはどんな状態か?ということをお伝えしようかと思います。
私はいつもレッスンを始める最初に、『今日の調子はどうですか?』と尋ねます。
いつも参加されている方は「またか!」と苦笑をされますが…調子はどうかな?と自分に向き合っていただくことが大切なんです。
「またか!」と苦笑して無視しないでほしいのですが(笑)
昨日と比べてどうかな?とか、今朝から比べてどうかな?とか、いつものレッスンの時と比べてどうかな?とか
そんな感じでもいいんです。
例えば、布団から起きるのがしんどいぐらいが1として、スキップしながら散歩したいぐらいが10として、今は何点ぐらいかな?とか。
皆さんはすぐに今の調子がどれぐらいか、ピンときますか?
実は、ピンとくる方は少ないと思います。適当に5かな?と真ん中あたりを答える方も多いと思います。
私は、こんな簡単なことも感じられないぐらい日頃、自身の身体に鈍感になっていることが原因だと思うんです。
例えば、普段からよく片頭痛を持っている方は、少しぐらいの頭痛は当たり前、と思ってしまいます。
片頭痛がある時点で調子が悪いと思うのですが、繰り返しているうちに痛みに慣れてしまって「当たり前」と感じてしまうんですね。
詳しく尋ねると「片頭痛持ちで」という言葉が出てきますが、「これぐらい良くあることなので」となあなあにしようとするケースもままあります。
頭痛に限らず、腰痛や膝痛などもよく聞く現象です。
私も30代の頃にHIPHOPを踊っている時「膝が痛いのは当たり前」と思っていました。
踊る時はサポーター必須でしたし、週に1度は整体に通い、疲れが溜まると鎮痛剤まで飲んで頑張っていました。
麻痺って怖いですね…だから大怪我をして、そのおかげで勉強するに至ったのですが(苦笑)
痛みの治療というと、お医者様で薬をもらい、リハビリをし、時間をかけて休養するということを思い浮かべると思いますが
私が実感したのは、表面的に痛みや炎症を取り除く対処をしても、日頃の習慣や歪みを修正しなければまた再発する、ということです。
そもそもの不調の原因は、日頃の自身の行動にあります。
姿勢が悪かったり、過度の運動だったり、バランスの悪い行動パターンだったり、歪みだったり、癖だったり、
栄養バランスが悪かったり、食生活や生活習慣が乱れていたり、睡眠不足だったり、食べすぎや飲みすぎやストレス過多やいろいろ…
チクチクと、思い当たることもあるのではないでしょうか?
こういった不調の原因をすべて正すことなんてできません。不摂生も趣味の運動も仕事も、必要不可欠だったりします。
やってはいけない、ということではありません。無理をすることも必要な場合があるでしょう。頑張る時は頑張りましょう!
ただ、その時に身体や心に負担をかけている、ということは否めません。認めて、落ち着いたら癒してあげることが必要です。
心の状態は気づきにくいですが、身体の状態はわかりやすく現れます。
そのサインにちゃんと気づいてあげてほしいのです。
そのサインを見逃すと、症状が悪化し、痛みや怪我や病気に変わり、治すのに時間がかかる状態になってしまいます。
逆に、最初の「ちょっとの不調」を感じ取ることで、痛みや怪我や病気になる前に対処することができると思います。
だから、神経を鈍らせない為に自分の内側に目を向けてあげる機会を作ってほしいのです。
どうかな?と探ることで自律神経が働き、身体を良い状態に戻そうとしてくれます。
その感じ取ったことをうまく労わってあげることで、良い状態に戻れるのだと思います。
不調に慣れない、良好な状態を自身の力でキープしていくことが大切だと思うんです。
不調のあらわれ方は人それぞれです。
肩凝りや腰痛、膝痛に現れる人もいるし
息苦しさや、イライラ、神経痛のような不快感に出る人もいるし、
食欲不振や、逆に過多、お酒の飲みすぎや頭痛・胃痛などもよく見られる症状です。
Sutudio-MIZUKIに来られる方で多いのは、肩こりや腰痛、ストレス過多や運動不足による睡眠障害、
皆さん、病院に行くほどではないし、薬を飲んでいる方も「飲めば治るからこれでしょうがない」とおっしゃいます。
でも「痛いのが普通」なんて嫌ですよね。。。治せるものなら治したいです。
そして、エアリアルヨガを通して調子が改善してきた方は、皆さん思考が前向きになります。
やりたいことを始めたり、熱心に活動をされたり、身体だけでなく心も調子が良くなってくるのです。
「ちょっとの不調」がこんなにも皆さんの足枷になっているのかと思うととても残念だし、
治ってからの皆さんは気持ちが明るくなり、向上心が芽生え、アクティブになっていくので本当に不思議です。
心と身体は本当にリンクしているのだな、とつくづく思います。
気持ちも元気に過ごしたいのなら、身体の調子をよくすることが第一歩、とも言えます。
調子はどうですか?の答え。真剣に向き合っていただく気になりましたか?
では、どうしたら調子が良くなるのでしょうか?
それは「どのような状態が良い」か、ちゃんと探してあげることです。
寝起きが快適、だとか、食事がおいしいとか、散歩が気持ちいとか、快適に感じることを探してあげることです。
ストレッチで背中が気持ちいいとか、汗をかくと爽快だとか、適度な疲労感でよく眠れるとか、そういう習慣を探してあげることです。
良い習慣は継続して、不調を来す行動を余儀なくされた場合は、なるべく早く終わらせて回復させてあげましょう。
こうやって文章に書くと当たり前のことなのですが、気づくと皆さん、見ないふりをしてしまう、そんな状態です。
身体の悲鳴はちゃんとキャッチしてあげてください。
そして、辛いとか痛いとか苦しいと感じた時に、それが鈍感化する前に対処してあげましょう。
調子が良くなるための答えは、皆さんの中にあるんですよ。
ちなみに。運動しているのに膝が痛い、腰が痛いという方は、運動のし過ぎというよりは、
体重の掛け方や重心のバランス、歪みなどが原因のことが多いです。
筋肉の向きや状態を良くしてあげることで痛みが減り、正しい運動ができ、継続するうちに身体の調子全体が良くなっていきます。
調子が良くなると運動が無理なく、楽しくなってきます。ダンスが急に上手になる方に多いパターンですね。
今日の調子はどうかな?ということを今一度、感じ取ってみてください。
不調を感じたら、何が原因で、どうしたら治るかな?と少しだけ考えを巡らせてみてください。
Sutudio-MIZUKIでは答えを出すお手伝いをしています。そんな手伝いなんかなくても
答えは皆さんの感覚の中にちゃんとあるはずですよ。
どうぞ、快適にお過ごしくださいね。