踊るための身体づくり

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踊るための身体づくり

2019/07/11

私のプロフィールには
ヨガ・ピラティス・HIPHOP・ジャズダンス・ベリーダンス・フラ・ラテンダンス・キッズダンス
健康体操・シニアヨガ・瞑想リラクゼーション…いろいろ指導歴20年とあるのですが

どういうルーツで?とか、
何が本職ですか?とかよく聞かれます。

少し前までは偉そうに「ベリーダンサーです!」とか言っていたのですが(笑)

最近は踊る時間よりメンテナンスの時間の方がかかるようになってきました。
今日はそんな話。

25歳くらいの時
私は「毎日踊って暮らしたい!」という目標を掲げました。
ダンスを始めたのが就職してからなので、一生踊って暮らしたい、なんて夢を持った時にはもう、ダンサーとしての適齢期はとっくに過ぎていたんですね。
なので、踊りを職業にしようと思ったらインストラクターしか道がなかったのです。

運よく、キッズスクールの講師になることができ、そこから生徒を増やしたり、フィットネスクラブと業務委託をすることができ
30代前半ぐらいまではとにかく踊りまくってました。

それぐらいの年齢になると、仲間がどんどん減っていきます。
結婚したり、子供ができたり、仕事で昇進したり、働かなくてはならなくなったり、職業でない限り踊り続けられないんですね。

仕事で仲間を作ろうとしましたがうまくいかず、諸々挫折があった頃
ちょっと大きな怪我をしてしまったんです。入院するほどではないにしても、2か月は仕事を休まなくてはならなかったし、復帰してからも痛みとの戦いで楽しく踊るなってもってのほか。休んでいる間に太るし、下手になるし、体力も落ちるし、生徒も離れていくし、気持ちばかり焦って身体は辛いばかりだし、心も病んできてしまいました。

30代半ばの女性と言えば心当たりあると思いますが、この頃、体調や体質が急に変わるんです。
離婚した後でお金もなく、助けてくれる宛もなく、一人ぼっちでどうしようと考えた時、ヨガとピラティスを勉強しました。

医者に行かないで自分で治そう、医者に行かなくてもいい身体を作ろう、医者にかからない踊り方をしよう。

本当に、心の底からそう思って勉強していました。

ケガをすると、痛いですよね。
痛いって思いながら踊っても、楽しくないですよね。
楽しく踊り続けるために、必要な体身体造りと、少ない時間を有効に使って技術を磨く努力と、
無駄な動きでケガをしない、それしかないと私自身、身をもって体験しているんです。

実際には、トレーニングなんて大嫌いだし、練習も面倒くさいし、美味しいものたくさん食べたいし、疲れたら惰眠をむさぼりたいです。
でも、それ以上に『踊りたい!』と思っているので、その為に少しぐらいの苦労は仕方がないです。

本当は3時間踊りたいけれど、3時間分の成果を1時間で出すことに集中して、残りの2時間は身体を守るためにトレーニングやストレッチをするようにしています。

若い時にストレッチをさぼって振付の練習ばかりしていた頃が懐かしいですが、今それをやったら2週間後にはぎっくり腰になってしまいそうです(苦笑)

楽しくカッコよく踊りたいので、
踊る時間の倍ぐらいは、ヨガやピラティスをしています。

そんなの面倒くさい~と言わず
一緒にその時間も楽しめる、そんなレッスンをしていきたいです!

 

踊るための身体づくり

楽しく踊りたいからヨガなんか嫌い!という方へ…メンテナンスの時間があるから、踊りに集中できるし、ケガをしないで長く踊ることができるようになりますよ。若くて体力のある時間をケガで無駄にしてきた私自身の体験談と、ヨガやピラティスの必要性をお話しします