『土台』を作って体幹強化!

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『土台』を作って体幹強化!

2019/11/22

土台って何?

『土台』を作って体幹強化!

私の毎日のヨガレッスンでよく『土台』を安定させて、というような言い方をすることがあります。

土台というのは、骨盤と足の裏のことを指しています。

身体を立体的にイメージしてみてください。

前の面、後ろの面。

わき腹などのサイドの面

それから、頭頂、肩の上の面などの上の面と

座ったときに床に着く座面、つまり骨盤底の部分、立った時の底は足の裏になります。

例えば、「骨盤を立ててまっすぐ座りましょう」という胡坐のポーズがあります。

お尻の筋肉がかたかったり、股関節が開きにくかったりすると骨盤を立てることが苦しいです。

座面が斜めになると安定できず、余分な力みが発生します。

それではうまく、背骨を伸ばしてコントロールしていくことは厳しいですよね。

土台を作る、ということはつまり、そこから背骨を上手に伸ばして、ヨガのポーズをとること、

もっと言えば、ポーズを取りながら正しく体を動かしてコンディションを整えていくことに繋がります。

まずは不要な力みが必要ない、正しい姿勢を探してみましょう。

心地よいストレッチ感や解放感は正しい姿勢から生まれます。

もうひとつわかりにくいのは『足の裏』です。


足首がかたくて、うまく足の裏がマットにつかない、という相談を時々受けます。

私も疲れが溜まっている時や、ハムストリングがかたくなっている時にとてもつらく感じます。

身体の状態が顕著に出るのが、足の裏や足首のような気がします。


ヨガの先生はつま先を45度に開いて、とか、かかとをついて膝を伸ばす、とか、さまざまな指示を出しますね。

足首や足の裏の指示を最初に出しているはずなのですが、どうにも忘れがちなんです。

床をしっかり押すから力を込めて背筋を伸ばせるのであり、安定できるポジションで体を支えるから心地よく二足歩行ができるのです。


ポーズが難しい、うまくできない、腰が痛い、肩が痛い、いろいろあるのですが、
その前に、立ちポーズの場合は足の裏のポジション、座りポーズの場合は座面のポジションだと思います。

そこから、呼吸に合わせて背筋を伸ばしたり、捻ったり、心地よさを探していく時間になるんですね。

できるできない、ではなく、気持ちよくなれるか、調子が良くなるか?それだけの話です。

身体のパーツが心地よいポジションに戻ってこれたら、体が軽く感じ、気持ちも元気になってきます。

そんな風に、ヨガにトライしてもらえたら嬉しいです。