高温多湿で体がだるくなる理由

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高温多湿で体がだるくなる理由

2020/07/13

自律神経が乱れる要因・整う条件

マインドフルネスも活用してリフレッシュ

高温多湿で体がだるくなる理由

ツライ湿気。体が重い…対策方法は?

皆さん、こんにちは。Sutudio-mizuki代表のmizukiです。

毎日蒸し暑い日が続きますね。

私は湿気がとても苦手です。

30代前半の頃はアクアエクササイズのインストラクターもしていたので、高温・高湿度での運動も多くしていたのですが、

身体に感じるダメージは相当で、慣れるということはなかったように思います。

体質とか、個性の範疇かもしれませんね。

体がだるいと感じるのは自律神経が乱れることと、内臓の代謝が落ちることが原因と考えられます。

高温多湿の環境がそうさせるのですが、もう少し分解して説明してみますね。

◎多湿が与える身体への影響

私たちの体には、汗をかくことで体温を調節する機能があります。

汗の湿り気が皮膚を濡らし、それが蒸発するときに体温を奪う→冷却の役目があります。

しかし湿度が高いところにいると、その湿り気のせいで肌の発汗が上手くできません。

湿っている状態では喉の渇きも感じにくく、体内の水分バランスが崩れますが、自律神経は湿度を感じているので正しく反応できなくなるんです。

水分のバランスが取れないと代謝が悪くなり、血液の循環が滞り、相対的に身体は冷える反応をしてしまいます。

また、代謝ができず体内に水分や老廃物を貯めてしまうことになり、頭痛や肩こりの症状を起こす原因にもなります。

さらには、血液の流れを悪くするので、むくみやだるさにもつながります。

怠いと感じるのは自律神経が身体の状態を正しく察知できなくなる状態と、実際に代謝が落ちて身体不調が起こることが原因なんですね。

◎だるさを解決する方法

不調の原因は多湿による自律神経の乱れと、代謝が落ちることなので、これを解決するためには

正しく発汗すること、に他なりません。

正しい発汗とは、適度な運動で体の内側から熱を出し、充分な水分補給でバランスを整えることです。

人間の体の7割は水分でできています。それが正しく保たれることで体は快適に活動することができるんです。

しかし多湿の環境ではうまく汗をかけなくなってしまうことも説明しました。

汗をうまく書けない状態は逆に体を冷やす結果となり、むくみやだるさの負のスパイラルになってしまいます。

上手に発汗を促し、体調を整える能力を身に着けたいですね。

その具体的なコツをいくつか紹介したいと思います。

①血行を良くする


代謝アップには血行を良くすることが一番効果的です。

適度な運動とよく言いますが、ウオーキングやストレッチなど体の隅々までが適度に刺激される運動が良いでしょう。

深呼吸も効果的です。肺の毛細血管の隅々まで酸素を取り込むことで全身の血行が良くなると言われています。

暑くてこれ以上汗をかきたくないな、ではなく、暑さ気持ちよく感じるぐらい汗がかけると良いですね。

また、湯船に浸かるの効果的です。

発汗が滞っているときは体温調整ができていない状態。体温より暖かい湯船に浸かることでリセットがかけられるだけでなく

筋肉も温まり代謝アップも促せるでしょう。

②温かい食事とナトリウムやカリウムを摂取する


外が暑いと体を冷やす食べ物が欲しくなる気持ちもとてもよくわかるのですが、

身体を冷やしてばかりでは結局は自律神経が乱れ、むくみやだるさの原因になることはわかりましたね。

また汗の中には塩分(ナトリウム)が含まれています。発汗と同時に不足しがちな栄養素です。

もうひとつ。水分を輩出させる効果のあるカリウムも摂取したいところです。

カリウムは、きゅうりやズッキーニ、大根、アボカド、バナナなど、野菜や果物に多く含まれています。

また内臓が温まることで体温が安定し代謝も良くなるので、温かくして食べられるといいでしょう。

カリウムはゆでこぼすと水に溶けだしてしまいますので、スープにすると無駄なく食べられますね。

ただ、カリウムを多く含む食品は一度に大量に食べると消化不良になることもあるため、毎日少しずつ摂れるといいですね。

③リズムを整える、規則正しい生活とマインドフルネス


自律神経を整えるためには規則正しい生活が欠かせません。

またストレスをためない状態が好ましいです。

十分な睡眠時間と、日光浴。健康な食事。適度な運動…分かっててもついうっかり乱れちゃいますよね。

それでもときどき思い出してリセットをしてあげる。それだけでも良いと思います。

身体が不調をきたす前に、うまくリセットをかけて正常に働く状態にしてあげることが大事です。

もう一つお手軽にできるのが『マインドフルネス』です。

マインドフルネスは難しくありません。

ほんの少し脳をお休みさせて考えすぎていることから逃れるエクササイズです。

頭を使わない軽い作業や運動に没頭することで、脳がその間少し休むことができます。

その無の時間を挟むことで脳がリフレッシュして思考の幅が広がると言われています。

脳を休ませる技術はエクササイズだと言われています。練習するとうまくできるようになr、集中力や感性も良くなるそうです。

自律神経が整うだけでなく頭が良くなるなんて素敵ですね。

人が心地よく生活できるには湿度が40~70%と言われています。

もしそうできなくても、上手に発汗して自律神経を整え、元気な体をキープしたいですね。